
よく相方は、リスペクトという言葉を使う。
意味は簡単だが、これが実際考えるとなかなか難しく、
僕的には正直まだよくわかっていない。
しかし、相方の仲間やお客様に対する態度を見ていると
その意味がだんだん分かってくるようになった。
一つ一つの小さな心遣いが彼女の中にはあって、
それは言葉だったりものだったりする。
その“もの”こそが彼女の性格の本質だったりする。
手作りにとにかくこだわり、差し上げるものでも、
何か自分の手が入っていないと基本的にいやなのだ。
たとえばフライヤーなども、
僕はチャッチャッとパソコンで
体裁よく仕上げてしまうけど、
相方は、手書きがいいよ、といって
結局僕はそれからは鉛筆やマジックを使って
それ以来なるべくフリーハンドで書くようになった。
手書きフライヤーにはノスタルジックな感慨が生まれて
切ない系の感覚が自分の中に染み入ってくる。
それが幾千もの言葉を一瞬で飲み込んで笑っているのだ。
相方が僕をリスペクトしてくれるその気持ちが
僕にはとても嬉しく、
でも僕の相方へのリスペクトの仕方はこんな感じなんだな。
タイトル
「本質はいつも華美なもので隠される」
(オコラレッかな?)
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