この数十年に俺の頭上に降ってきたものを並べてみると、
まるで町の駄菓子屋の店先みたいだ。
大したことはないけど、それなりに楽しんできたんだな。
ぴょこぴょこしてた息子もいつの間にか僕より大きくなって、
とーさん、あんまり無理すんなよ
こいつは食い物と一緒に俺の月日も喰っていたんだなあって
まあいいか
俺も「人生」なんて言葉を案外、軽やかに使えるだけ
時間を過してきたんだなって
来た道を買い替えたばかりの○眼鏡で眺めていたら、
思わぬものを見つけてはっとした。
お、お、おれの、夢の木ってまだ枯れてないじゃ〜ん!
それでおれはまた、その夢に向かって走り始めたわけだ。
それは俺の世界で足りないものをひとつ
手に入れたからさ。
仲良くやろうな!
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